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【商品開発】EDITION 2021作品をご紹介します!

EDITION2021

「ピースクラフツSAGA EDITION」は、今年4年目となるピースクラフツSAGAの商品・作品開発プロジェクトです。今年は、有田焼、伊万里焼に武雄焼の5事業者が参加。各窯元の特徴を活かしつつ、「5つの酒器」を中心にラインアップ。オンラインショップに掲載中です掲載中です。ふるさと納税返礼品としてもお求めいただけます。

有田焼/辻常陸窯(辻精磁社)

麗/REI

宮内庁御用達の有田焼の窯元「辻常陸窯」の、高級感あふれる小ぶりサイズの「酒器」と12角の「小皿」です。酒器は12角の底面が上昇しながら円形の断面に変化していきます。形状の変わり目の、くびれ部分に巻き付くような絵付けがとても優雅です。美しい絵付けは高精細な手作業で一つ一つ描かれています。お祝いの席にふさわしい逸品です。12角皿にフルーツなどを添えてセットで楽しむのもおすすめです。

辻 浩喜 さん

デザイナーさんとのはじめてのコラボレーションでしたが、澄川さんによりデザインされた形に導かれるように絵付けのデザインもスーッと決まっていきました。形の製作過程では困難もありましたが、丁寧なコミュニケーションをとっていただき、お互いが相手のことを思い、お使いになる人を思い生まれました。満足いく形でお届けできると思っております。

有田焼/源右衛門窯

梅/UME

江戸時代より梅の文様にこだわり続ける有田焼「源右衛門窯」の新作です。梅の花の持つ独特なふくよかさを、3DCADの最先端技術を使って、立体形状で表現しました。「ぐい呑」は、青と赤の梅地紋をご用意。梅地紋は職人さんが手作業で丹念に描きました。 同形状で価格帯が手頃な「ぐい呑」「鉢(小)」「鉢(大)」は入れ子になりますので、収納時に場所を取りません。そのまま飾っても美しく、オブジェにも相応しいデザインです。

横田 淳 さん

源右衛門窯を代表する絵柄といえば梅ですが、今回のプロジェクトでは澄川さんに梅型の器をデザインしていただきました。3種類の形状は入れ子にもなり、丸みを帯びたとてもかわいらしい形です。側面が少しくぼんでいるため、成形・絵描きなど、どの工程においても難しい形状でしたが、試行錯誤しながら、また新しい技法も取り入れ製作いたしました。伝統ある梅地紋や、モダンなマット調のものまで、職人たちの手技が光る商品です。

伊万里焼/畑萬陶苑

爽/SOU

触れた瞬間に優しさが伝わる気品あるマット青磁の質感。その、しっとりとして優しい表面処理は伊万里焼「畑萬陶苑」の独自技術です。開いた菊の花びらをモチーフとした「ぐい呑み」は、テーブルに上品さと華やかさを演出します。同じモチーフの「湯呑み」もあります。この他にも、マット青磁に桜の花を散りばめた文様が美しい「角皿」と「大皿」もご用意しました。谷崎潤一郎の小説に出てくるような甘美な世界観が味わえます。

畑石 真嗣 さん

澄川さんとのコラボレーション開発は有意義なものでした。新しいものを生み出すには様々な困難がありますが、実は楽しい時間でもあります。その苦労と時間を共有して生まれた今回の商品にはひとしおの思いがあります。伝統技術をお互いの発想で器を通して食卓に提案できたことは、今後、伝統工芸を発展させていく中でとても参考になり、ぜひ活かしていきたいと考えております。

武雄焼/東馬窯

削/SAKU

丁寧にヘラで削り取った、鎬(しのぎ)文様が特徴的な、武雄焼「東馬窯」のナチュラル志向シリーズ。武雄特産のレモングラスを原料に加えた釉薬をかけることにより、明るい色合いとなりました。「ぐい呑み」はとても持ちやすい形状で、酒の種類を問わず楽しめます。「湯呑み」は、熱い飲み物を入れても、鎬文様の効果で持つ指が熱くなりにくくなっています。「花入れ」もテーブルに置くだけで、とても和やかな雰囲気になります。

馬場 宏彰 さん

初めての試みで緊張しておりましたが、澄川さんのつくり手の意見を尊重しつつ、窯の特徴を活かせるデザインの提案に、話し合いも順調に進み製作に入ることが出来ました。今回のEDIITIONの作品は、最近特に力を入れている鎬(しのぎ)技法を活かした新作3点です。とても良い作品になりましたので多くの方の手に渡り、ご使用いただければと思います。

武雄焼/閑古錐窯(かんこすいよう)

岩/IWA

霊峰、黒髪山のふもとの岩壁を望む場所に武雄焼の「閑古錐窯」があります。山々のダイナミックな力強さを荒削りのフォルムで器に表現しました。人の手を感じさせない表情と使いやすい形の両立を試みた商品です。商品構成は、手の中で心地よく収まる「ぐい呑み」、テーブルに置くだけで映えるサイズ違いの「皿」が2種、そして、玄関先に飾っていただきたい「花入れ」です。重厚感あふれるラインアップをお楽しみください。

山本 英樹 さん

デザイナーさんとのコラボ製作は初めてのことで、期待と少しの不安からスタートしました。試作品を前に話し合いを重ね、澄川さんのアイデアを取り入れる度に洗練されていく作品に、みんなで「いいね!」と楽しく仕事をさせていただきました。デザイナーとつくり手の感性が共鳴し合って完成した今回の作品「岩/IWA」、とてもすてきに仕上がりました。ありがとうございます。

デザイナー紹介

澄川 伸一

プロフィール

プロダクトデザイナー

大阪芸術大学教授/澄川伸一デザイン事務所代表 千葉大学卒。SONYでのデザイナーを8年経験後1992年独立。 2016RIOと2020 TOKYOのオリパラ公式卓球台をデザインする。 その他、児童遊具/医療機器/セキュリティーゲート/プロ用カメラ/ガラス製品など広範囲でデザイン活動を実践。ドイツIF賞、 ドイツレッドドット賞、グッドデザイン賞など受賞多数。 https://sumikawadesign.amebaownd.com/

ハイレベルで多様性が共存している佐賀県の伝統産業。今年度はその代表的な焼き物の有田焼/伊万里焼/武雄焼から五種のオリジナルの酒器をデザイン・ディレクションしました。どれも欲しくなるようなすてきなアイテムが出来上がりました。家での時間が重要になっている時代になりましたが、器による日常のごほうびタイムを満喫していただけたら幸いです。

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